2022-02-12 父滅の刃 書評 拡大解釈や厳密な論理を覆い隠す大仰な表現が鼻につきはするものの、心理学、そのなかでも母性父性という羅針盤をもって映画群を鑑賞するのは面白い試みだ。 この本で紹介された映画にいくつも興味をもったし、特定の視点を持って映画を観る面白さも知った。何も知らずただ映画をみるのとは全く別の楽しみである。これは大きな財産となった。 文章は大目に見て、読んでほしい。 父滅の刃~消えた父親はどこへ アニメ・映画の心理分析~ 作者:樺沢 紫苑 (株)みらいパブリッシング Amazon