pharukazeのブログ 駄文散文乱文

徒然なるままに。とある人曰く言語化は思考のツールと。ならば実践してみせよう。

句 春

つつじ見て 時を忘れる 通勤路風呂上がり 鐘が鳴るなり 深大寺 季語なし

映画ベオウルフ 感想

男が犯してしまう罪。これは時代文化に関わらず起こってしまうことなのだろう。神話として普遍的なテーマとして描かれる事故。暗雲たちこめたこの映画の終わり方は、好きだ。 映画の半分くらいまでは、CGが陳腐で見続けるのがつらい。途中からはそこがなんだ…

父滅の刃 書評

拡大解釈や厳密な論理を覆い隠す大仰な表現が鼻につきはするものの、心理学、そのなかでも母性父性という羅針盤をもって映画群を鑑賞するのは面白い試みだ。 この本で紹介された映画にいくつも興味をもったし、特定の視点を持って映画を観る面白さも知った。…

吉田松陰の台詞 龍馬伝

下田にてこの海の向こうに何があるか知りたい、異国を見たくてたまらんのじゃ今そこに黒船が来ちょるんぞ、黒船に乗れば、アメリカに行けるんじゃ、日本より遥かに文明の進んだ国へそれが、絶好の機会を目の前に、指を咥えていられるか死罪がなんじゃ そりゃ…

ワンタンメン

ミシュランガイド掲載のラーメン屋。白と黒、モダンアートを飾る店内。古臭くて甘ったるい洋楽がぬるいのが際立つ。天下のワンタンメンを頂くが、特徴はないに等しい。花屋兼珈琲屋の軒先でコーヒーをすすりながら聴いたラジオ。洋楽ロック専門のパーソナリ…

とある社会人の一言。

仕事にはふた通りある。ひとつは、収入を得るために働き、したいことはプライベートでする。もうひとつは、これしかないと思うものをライフワークにする。後者を迫る社会的なプレッシャー、ないし刷り込みがある。漱石は金脈にあたるまで掘ってみたらどうだ…

内田樹の言葉、知性について。本物を学ぶ学校自由学園より

すべての知性の活動は、一見ランダムで無意味に見える事象の背後に、整然とした秩序があること直観することに始まる内田樹の言葉はまどろっこしいからあまり好みではないが、この言葉は(といっても多少デフォルメを要したが)気に入ったので記録する。本物を…

短期的ダイエットは無意味

長期的にみれば、カロリー収支が釣り合う点に至るまで体重は増減する。短期的に食事制限などで収支をマイナスに下げたとしても、ダイエット終了後の食事量や運動量に応じた収支に向かって体重は元に戻っていく。つまり根本的に持続可能な生活改善をしない限…

HSPを誇りに思え

自分の神経は、自分に特有なる細緻な思索力と、鋭敏な感受性に対して支払う租税である。それからより引用それから作者:夏目 漱石Amazon

HSPはノーと言え 発達心理的要因

幼少期にノーと言えずに育ち、手のかからない子だと言われるような場合、自他の境界線が十分に発達せず、ひいては大人になったときに他人とのやりとりにおいて、自分の応答により相手がどう感じてしまうかを懸念し、他人の感情を引き受けてしまうことになる…

働くことがいいことと思い込んではいけない

いわゆる勝ち組というと、がっつり働いてがっぽり稼いでしこたま消費する人のことを思い浮かべるが、本当の勝ち組は人生に喜びを感じて生きている人たちのことだ。前者と後者が重なることもあるが、イコールではない。ハーツバーグの二要因理論によれば、賃…

2021年のレコード大賞は雑草

雑草がどうのこうのと、声を張りあげている。こんなに雑草雑草と聞かされたことがなかったので新しい発見だが、あまり雑草という響きを何度も聞かされるのは快い体験ではなく、大きな声で聞かされたくはないな、と感じた。レコード大賞と銘打っているほどだ…

それから 夏目漱石 読後感想

名文の宝庫。物語の筋(忘れそうだが、恋愛の物語)よりも、主人公代助の繊細な感性や、教養からくる余裕のある仕草心待ち、そして書生とのやりとりなどに多くの紙幅が割かれているのが印象に残る。どの文章も、さすが夏目漱石という名文ばかり。これだという…

草戸山

七時半に家を出て、八時半に高尾山口駅から草戸山を登りはじめ、九時半に頂へ。来た道、山道で帰り、十時半に戻ると、湯に浸かる。十一時半には出て、家路に着く。ウルトラライトというほどライトではないが、いわゆる登山者ほどの装備はない。普段使いのメ…

HSPと文学、読書 感度がさらに上がること

文学を嗜むと感性の感度が上がる。日常生活のふとした場面が、さまざまな角度から捉え直される。HSPだと尚更で、日常生活がより色濃くなり、繁華街はともするとグロテスクで、剣山針のように身体と脳を刺してくるように感じられる。ノンフィクション読書家の…

誰かの火で暖まるのでなく、自分で火を起こせ

私たちの多くは、自分の人生が一体なんのためにあるのかすっかり忘れてしまっている。子供のときは何をすれば自分が楽しく、満足できるかよくわかっていたが、大人になってからはそんな子供の気持ちを押し殺して生きている。いつも自分の欲求や望みを諦めて…

自分の欲求

私たちの多くは、自分の人生が一体なんのためにあるのかすっかり忘れてしまっている。子供のときは何をすれば自分が楽しく、満足できるかよくわかっていたが、大人になってからはそんな子供の気持ちを押し殺して生きている。いつも自分の欲求や望みを諦めて…

退屈の解消法

退屈を解消するには、行動して、リスクをとって、チャレンジすること。逆に退屈になる方法(避けなければいけないこと)は、自分を他人に合わせ、皆に好かれようとし、多数派に同調し、小さな枠に収まっていることだ。もし自分が退屈しているのなら、それは自…

退屈の及ぼす精神的影響

退屈最近しばらく、心配性で、不安症で、承認欲求が絶えない。その原因を生まれ持った心的性質だったり、生まれ育ちの環境だったりに求め、なんとなく納得してしまっていた。こう振り返ってみるとアドラーに怒られそうなことを考えているものだ。しかし先程…

低俗な余暇

余暇の過ごし方で生まれ育ちが分かるという。曰く、上流階級や育ちの良い人、エリートなどは、穏やかな自然のなかで余暇を過ごす、と。そうでないは買い物などで無駄な消費をして満足するという。小金を持った、感性の低い低俗な人間の典型は、海外旅行や派…

勝手にフルタイムを定義する勿れ

働くことはいいことか?良いことであれば皆必死になって働き、潰れていく。労働にやりがいや、自己との同一性を見出すことがあたかも最高の善かのような風潮があるが、ともすると危険な思想である。仕事は苦痛、悪である。とする。もちろん人を助けたり、経…

出会っていない

モームが記述しているような、芸術家が芸術せずにはいられないという、どうしようもなく欲望をかられるもの。漱石が書いているような、掘っていったらこつっとでくわした、これだ!という金塊。最近の啓発書でいう使命やミッションよりももっと粗くてそのか…

書き留めること

人間と猿を分けるひとつの大きな要因は言語。言語により、より高次の抽象的な概念が生まれ、過去未来に関する検討が可能になったと言われる。普段のふとした考えを、そのままかつ消えかつ生まれという状態にしておくとしたら、その考えは深まることなくまと…

無限大の祈り

俺の心よ魂よ星になれ銀河になれ宇宙になれすべて包みこんで超然とした唯一無二の存在であれ

やさしい人とひとあたりのいい人は違います

一見やさしそうな人と、本当に心からやさしい人の違い。HSPは感じとっちゃいます、よね

口(だけ)がうまい人は嫌い

駆け引きする人上辺だけの取り繕いは上手い人HSPには逆効果です、よね

にほひ

猫が自分の腕を舐めるついでに私の指も舐める唾液が香るいつからこの匂いがわるくなくなったんだろう

夏目漱石とHSP、それから

アンニュイに襲われているため詳述はしないが、夏目漱石のそれからの主人公、代助に関して、HSPを想起させる感覚の鋭さやそれによる疲労心労の記述がよくなされている。それから、読まれよ。夏目漱石の文章は面白い。

県民別ファッションの偏見

神奈川県民 キレイ系埼玉県民 ヤンチャ系、民度低め東京都民 特になし、ゴスロリや古着ファッションなど趣味に走る者も出てくるおそらく買い物する街の雰囲気や商業施設の多様性と偏りに依存するのだろう。神奈川は横浜で新しい街、デパートに入っているブラ…

前言撤回

昨日より今日の自分の方が確実に進歩している、考えが深まっている。前言撤回のなにが悪い。